乳児保育に大切なこと

乳児保育とは、0歳児・1歳児・2歳児の低年齢の子どもたちを、その年齢に合わせた保育をすることです。コトナキッズ保育園浜町園では、0歳児から2歳児の乳児期に、食事や睡眠、排泄などの日常生活に必要な基礎となる習慣を集団行動のなかで身につけさせます。また、親だけで子育てをすることが困難なうえ、乳児期の子育ては思い通りにいかないことも多く、ご両親の心のケアも大切な時期でもあります。何よりも、乳児にとって社会とは家庭ですので、家庭の状況が乳児の1日の心の状態につながります。そんな乳児保育ですから、わたしたちコトナキッズ保育園は、乳児の保育だけに限らず、ご両親とのコミュニケーションも大切にしています。

 

乳児期に学ぶこと
乳児期での4月生まれと3月生まれでの成長の差は大きく、乳児期の保育は、幼児期に比べ、細かく分かれ、個々に合わせた保育を心がけなければいけません。

0歳児

0歳児の時期は、まだ話すこともできませんし、歩くこともできません。しかし、もうすでに人の顔の違いを認識できます。この時期に大切なことの一つに、五感を刺激することがあります。例えば、外に出て自然の音や人、動物の声を聞かせるだけでも、聴覚や視覚を刺激することになりますし、それは、乳児の成長へとつながります。また、指の感覚がわかるこの時期は、風船や柔らかいボールなどを"つかむ"ことで指先のトレーニングにもなりますし、お歌を歌いながらリズム感を身につけることもこの時期に大切なことの一つです。

1歳児

1歳になったばかりの子と、そろそろ2歳になる1歳児では、まだまだ赤ちゃんと、そろそろお話ができるような子といったくらいに、月齢によって発達には大きな差があります。絵本や積み木、ままごとなど、引き続き五感を使った遊びは継続します。また、何事も「自分でやりたい!」という自我が芽生え始めるのもこの時期ですので、うまく行った時にはしっかりと褒めてあげたり、一緒に喜んであげることを大切にすることで周りの人・友達・自然・動物などへの興味と関心も高まっていきます。一方で、まだまだ自分の気持ちを上手く表現できない時期ですので絵本やおもちゃの取り合いをしたり、不満を言葉で表せずに「噛みつき」や「引っかき」をしたりすることもあるので、そんなときは、叱るよりもまず、子どもの気持ちに沿った言葉で代弁してあげることが大切です。

2歳児

2歳は、好き嫌いも明確になり、嫌いなものは食べなかったり、やりたくないことには抵抗するなど、イヤイヤ期と言う難しい時期に入ります。また、食事や衣類の着脱は自分でやり始めたり、一人でトイレをするようになったり、決まった場所に物を片付けたりなど、自立を感じる時期でもあります。しかし、一方でやろうとしてもできなかったりうまくいかないこともあります。そんなときは難しいことはさりげなく手助けして「できた!」という達成感と満足感をたくさん味合わせることが大切です。言葉も個人差がありますが、発声が明瞭になり、語彙も一気に増えていきますし、意志や欲求を言葉にできるようになります。遊びを通して言葉を覚えていき、大人と話すことで会話の楽しさを知っていきます。

 

保育園で基礎的な生活習慣を身につけよう!

乳児保育で大切なことに、集団行動によって基本的な生活習慣を身につけることが挙げられます。例えば、食事の際は、お給食が出てきたらすぐに食べるのではなく、1:みんなが揃ってから食べること 2:「いただきます」を言ってから食べること 3:食べ終わったら「ごちそうさま」を言ってから席をたつこと 4:自分で食べた器を片付けること など、一連の食事のマナーを学ぶことができます。また、睡眠も電気を消して静かになったら寝る時間だと認識したり、お散歩から帰ってきたら、手を洗うことなど、多くの生活習慣を学ぶことになります。

 

コトナキッズ保育園では

コトナキッズ保育園での乳児保育の基本は、褒めること。しっかりと園児のことを見てあげることはもちろん、チャレンジしたら、失敗してもチャレンジしたことを褒めてあげたりなどして、挑戦することの喜びを知り、前向きに生きる礎を築きます。

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